ヒプノセラピーまるでパズルのように・・
20代・女性
先生からの「過去生を信じますか」という質問を受けたとき、私の頭の中には昔から見る「月明かりの下、誰かに右手を引かれて逃げる夢」がよぎりました。
「宗教学の授業やドラマチックな話のなかだけのもの」と思う組織に染まった私。
その一方で、デジャブや予知夢、霊感の強さなど、オカルト的な体験が多かったので「時々は」と答えました。
それでも、はじめてみた過去生を受け入れるのには時間がかかりました。けれど否定をすればするほど不自然なんです。過去生を受け入れルトまるでパズルがはまっていくように自分の中で説明がつくのです。
夢をみはじめたときから気づいた閉所恐怖症、そして昔からの高所恐怖症、そして何より、何度見ようとしても、どれだけイメージしてもみ見られなかった私の手を取っていた人の顔・・・
あのときの過去生は彼とであった意味を教えてくれただけでなく今の私の生き方にもサインを出していてくれました。
落城する王家の一族、随分と地位も環境も違うようですが今生のわたしとシンクロする点が多いのです。
私の父は組織の中でもトップの座にいました。だれもが父の成功を疑わず、父自身も成功は自分の手の中にあると思い込んでいました。
でも...人生は平等です。おごっているものに栄光は訪れません。
過去生のように父は座を奪われました。
過去生の私は人生の最期をたくさんの隣人に看取られ、暖かな気持ちで迎えます。
「王家の者だから崇拝されていたのか―」
違いました。
私は王家の者であることを恥じる事は当然していませんでしたが、鼻にかけることなく、一般の人と同じ目線で与えられた人生を生きていたようで。
今の私は・・・父の娘だからと勘違いした覚えは一度もありませんが過去生の私のように「徳のある人物」とは程遠いものです。
そう――「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れていた気がします。
その事を気づかせるために出てきたのでしょうね。
これから、彼とはどうなっていくのかはわかりません。
けれど、何か大きな峠は越えたような気がします。でもまだ彼の言葉や行動に一喜一憂してしまうでしょうね・・・成長のないことに。
それでも彼と私はこれから先もずっと一緒のような気がするのです。
彼が私の「ツインソウル」なのか...わかりませんが、こ今生でも結ばれる相手であるような気がします。
- ‹PREVIOUS
- NEXT›
- 一覧に戻る