潜在意識明晰夢を見るための潜在意識のコントロール方法
夢を見ている時、「あれ?これって夢だよね。」と、夢の中で夢だと自覚することがまれにあります。
こういった夢を明晰夢と言い、眠り初めの時や明け方の目覚めに近い時間に見ることが多いです。
「すごくいい夢だったから、続きを見たいから寝る。」という人がいますが、明晰夢ならば夢の続きを見られる可能性が高くなります。
夢は潜在意識が見させるものなのですが、明晰夢を見る訓練をしている人は、夢の内容をある程度コントロールできるため、続きを見ることが可能なのです。
ですから、明晰夢を見る訓練をしていない人が、いきなり夢の続きを見ようとしても、潜在意識の中では「終わってしまった夢」なので、見ることが難しいのです。
では、明晰夢を見る訓練をしていない人が、夢の続きを見ることが不可能かというとそうではありません。
夢の続きを見るにはポイントがあって、それを抑えることによって見られる可能性が上がります。
まず、続きを見たいと思った夢を見て目覚めた際に、体を起こしたり声を出したりしてはいけません。
明晰夢を見るのにはまどろんでいる状態が一番良いので、頭や体を覚醒させる行動は避けましょう。
覚醒してしまうと潜在意識の支配が弱まり、顕在意識が表れてきますので、夢を見ることが出来なくなるからです。
ベストなのは、目が覚めてすぐに動かずに目を閉じ、二度寝することです。
しかし、その際に尿意があったり、のどの渇きがあったりすると、トイレに行きたい、水を飲みたいと体が覚醒していくために、夢の続きを見ることは困難となります。
明晰夢を見る訓練をすると自分が望む夢を見たり、逆に悪夢であった場合夢の中でそれを打開したりすることができるため(上司に叱られた夢ならば、言い返せないほど反論する。怪物に襲われる夢ならば、退治するなど。)、ストレスの解消に役に立つのではと言われています。