潜在意識潜在意識を操る!?マインドコントロールとは
マインドコントロールと聞くと、どういったイメージがあるでしょうか?
洗脳や犯罪に使われると言った、ネガティブなイメージがないでしょうか?
芸能人のスキャンダルやカルト集団の犯罪などで、「マインドコントロール」という言葉が使われるため、そういったイメージが先行しているのかもしれません。
しかし、マインドコントロールと洗脳は少し違います。
洗脳は薬物を使ったり疲労状態に追い込んだりしてから、潜在意識に思想などを強制的に植え付ける行為です。
一方、マインドコントロールは、本人があたかも強制されずに自発的に選んだように、潜在意識に思い込ませる方法です。
そのため、マインドコントロールは泣き落としや脅迫などによって成立をしますが、おだてられたり、希少性をうたってしたことも含まれるのです。
たまたま入ったブティックで、店員から
「このブラウスはお客様に似合いますね。」(おだて)、
「これはシーズン限定で、全国で100枚しかないんですよ。」(希少性)、
「このブラウスが売れないと、上司に叱られちゃうんです。」(泣き落とし)
「流行をおさえたいんだったら、これを買わないなんてありえない。」(脅し)、
と言った会話が普通にされて、初めは興味がなかったブラウスをいつの間にか買うことになっていることはないでしょうか?
販売業、特にキャッチセールスなどではよく使われる手法で、「ブラウスをお客に買わせる」という店員が希望する結果に向かって、客の潜在意識をマインドコントロールしているのが分かります。
そのため、買ったお客は「少々強引に買わされたけれど、レア品がゲットできたからいいか。」と思ったり、場合によっては「あの店員さんに勧めてもらわなかったら、見落とすところだったから感謝しないと。」とまで考えたりします。
つまり、マインドコントロールは日常的に使われており、場合によっては夫婦間や親子間でも使われているものなのです。