α波α波の状態を上手に保つには?
脳波のα波が優勢な状態であるとリラックスできるため、就寝前や仕事の後などはα波が出てかつ保つことが出来れば、精神衛生の面から考えても良いと言えます。
また、リラックスした状態であると体の緊張がほぐれるので、肩こりや腰痛・眼精疲労などの筋肉の緊張による体調の不調も軽減することが出来ます。
「α波が出ている状態を保つ方法はどうしたらいいの?それよりも、そもそもα波が出ているかわからない。」と言う方も多いのではないのでしょうか?
普通の方がα波が多く出ている時は、ベッドに入ってうつらうつらしている状態で「気持ちよくなってきた」と言った時です。
ですので、多くの人はα波が多く出ている状態を自然と作り出し、保っているのですが、残念ながらうまくα波の状態に持っていけない方もいます。
特にストレスや悩みを抱えている人は、ベッドに入っても心地よくなって眠くなるどころか、悩みや嫌な考えが次々湧き出て逆に寝られなくなってしまいます。
また、薄暗い部屋で目を閉じているため、瞑想ではなく妄想が出てきてしまい、リラックスしたいのに反対の緊張状態になってしまいます。
そのため、α波が出てかつ保つ方法は、「ストレスや悩みのことを考えない」と言うことが、一番重要になります。
しかし、ストレスや悩みなどは頭から離れないため、なかなか難しいと思うかもしれませんが、簡単な方法があります。
青空の草原のような心地よい場所に自分がいると、空想することです。
ほっとするようなシチュエーションであれば、海の中を泳いでいたり、自宅のベランダでゆっくりお茶を飲んでいるところなど、自分の好みを思い浮かべればよいです。
つまり、空想の中のリラックスしている自分の心に、現実の自分の心を近づけることによって、現実の自分もリラックスできるのです。
ですが、スキーで滑走する、自動車を運転するなど、活動的なものは反対に興奮状態になってしまうため、避けたほうが良いです。
また、DVDやパソコンの動画を利用する方もいますが、テレビモニターの光は交感神経を刺激して興奮状態になるため、使用しないかモニターは切って音楽だけを流すほうが良いです。