ヒプノセラピーヒプノセラピーにも種類がある
ヒプノセラピーは、催眠状態を利用して潜在意識にアクセスする精神療法の一種なのですが、ヒプノセラピーの中でもさらに種類が分かれます。
大きく分けて3種類あるのですが、ここではそれらを簡単に紹介します。
1.心理療法
「会社の同僚と打ち解けられない」「高い場所に行くのが怖い」「失恋のショックから立ち直れない」
こういった、心の悩みは、潜在意識の中で「仲良くなって裏切られると怖い」「幼いころ階段から落ちた」「自分はまだ彼のことが好き」と言った、考えや記憶がトラウマとしてあるからです。
こういった場合、過去の記憶にさかのぼる退行催眠をして、トラウマとなっている原因を突き止め、トラウマを解消して潜在意識を変えることで、悩みを解決するのが心理療法です。
2.前世治療
初めて来た場所や会った人なのに、「懐かしい」という気持ちになったことはないでしょうか?
これはデジャヴと言われる体験で、日本語では既視感(きしかん)と言われるものです。
人は生と死を繰り返す「輪廻転生」をして、前世の記憶は思い出せないだけで潜在意識の中に持っていると考えられています。
そのため、前世で関わりのあった場所や人と出会うと、懐かしく感じるのです。
逆に今の人生で経験したことではないのに、前世でのトラウマが原因で悩みが出ていることがあります。
そういった場合、ヒプノセラピーの中でも前世治療をすることで、トラウマを取り除くことができます。
3.願望実現
「痩せてきれいになりたい」「もっと早く走れるようになりたい」と願っていても、スイーツがやめられなかったり、練習に身が入らないことがあります。
これは潜在意識の中で、「太ってもいいから、スイーツを食べたい」「練習したところで速く走れるようにならない」と思っているからです。
願望実現では、潜在意識に願望の達成を植え付けるため、自然とスイーツを食べたくなくなったり練習に励めるようになったりします。
自分にはどのヒプノセラピーの種類が良いかわからない場合は、カウンセラーにご相談下されば、相談者様に最適な方法を選ばせていただきます。