レイキレイキヒーリングとプラセボ
人には「思い込みを現実にする」という力があります。
ある実験では風邪薬と偽って小麦粉を飲ませたのに風邪が治ってしまったり、目隠しをした人に「今から焼けた鉄の棒を腕に当てます」と言って本当は割り箸を当てただけなのに、熱いと感じ当てた部分には火傷ができたりということがあります。
これらはプラセボと言われるもので、日本語では偽薬(薬ではないもの)の意味なのですが、広義的には実際には効果のない手術などの意味にも使われます。
レイキヒーリングでよく聞かれる疑問が、「レイキヒーリングはプラセボの一種ではないのか?」ということです。
レイキヒーリングのカウンセリングでは、整体や鍼灸とは違い相談者の方に触れないケースもあり、なかなかヒーリングとしてはわかりにくいといった面もあるからかもしれません。
しかし、レイキ先進国のイギリスやカナダなどではレイキは医療保険適用の治療方法になっていますし、インドなどでは国家資格となっています。
また、世界各国でもレイキヒーリングとの呼び方ではなくても、同じようなヒーリングが多数なされています。
反対に言えば、「単なるプラセボの効果のものが、何の関係もなく世界各国で存在するのはなぜか?」といえます。
もし、レイキヒーリングに全く効果がないのであれば、これほどまでに科学や医学が進んでいるのですから、効果がないという証拠がきちんと挙げられてくるはずです。
ですが、レイキヒーリングは現代医学を根底から否定し、対立するものではありません。
医学的な治療や投薬などで肉体を癒し、レイキヒーリングで気の流れを整えることにより、肉体・霊的な面の両方から治していくというのが、レイキヒーリングを受けるうえでの心構えとなります。