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公認心理師試験を受けた時の話
2022.03.18

斉藤春真先生のブログより

 

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今年の公認心理師試験の受験申し込みが始まりました。

 

 

公認心理師とは

平成29年9月15日に施行され,わが国初の心理職の国家資格として,「公認心理師」制度が推進されることになりました。

公認心理師が行う業務について公認心理師法では以下のように定めています。

「保健医療,福祉,教育その他の分野において,専門的知識及び技術をもって,

1.心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し,その結果を分析すること。


2.心理に関する支援を要する者に対し,その心理に関する相談に応じ,助言,指導その他の援助を行うこと。


3.心理に関する支援を要する者の関係者に対し,その相談に応じ,助言,指導その他の援助を行うこと。


4.心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。」
(一般財団法人日本心理研修センターHPより)

 

というもので、心理職の国家資格です。

 

 

今日はその受験の時の話をします。

 

これから受験される方も、「そんなの私には全く関係ないよ!」って方にもお役に立つかも内容かもしれません。

 

結論としては、私は2度目の受験で合格することができました。

 

 

私は5年以上心理職の実務経験がありましたので、現任者講習を受けて、試験をパスすることができれば公認心理師の資格を得ることができるGルートでの受験でした。

 

 

その年の現任者講習はオンラインではなく、数日間、大きな会場で朝から夕方まで受講します。

心理職だけでなく、医療や教育関係、警察関係、役所関連、企業人事など様々な職業の方が受講されていて、それぞれの職業での現状や取り組みについて空き時間等にお話を伺うこともでき、個人的にはただ講習を受けているだけではなく、とても有意義な時間でした。

 

 

ただ、現任者講習終了後、受験申し込みをして受験票が来るまでは、試験が受けられるかどうかが不明なため、「試験受けられるのかな〜どうなんだろうな〜?」とちょっと落ち着かないというか宙に浮いてるような中途半端な感覚で勉強をしていたような記憶があります。

  
 

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現任者講習後はお仕事の合間に自分で問題集を解いてはいましたが、公認心理師に求められる知識の範囲は心理関係に留まらず、医療・保健、教育、福祉、産業・労働、司法・犯罪などにも及びます。

 

ですので正直、自分の得意な分野はいいのですが、それ以外の分野となると...全然頭に入ってこない(汗)というような部分があったのも事実ですsweat01

 

 

何度か参考書を読んでも頭に知識がなかなか定着しない箇所があって、試験日が迫るに連れて焦りは募るし、でもなかなか進まない勉強は日に日に億劫にもなってくるし、葛藤の日々が続きました。

 

 

いよいよ、試験当日。会場である東京の西の方にある大学に朝早く向かいました。天気の良い日で、少し蒸し暑さを感じるほどでした。

 

勉強が足りていたのか、十分だったかというととてもそうは思えなかったのですが、ここまできたらあとは落ち着くしかありません。深呼吸をして試験に臨みます。

 

 

問題を解いていくと、「正しいものや誤っているものを選べ」というような問題で所々回答迷い出します。

 

午前午後と試験はあるのですが、どちらも前半はまだしも後半の問題になるにつれて「あれ?これで合ってるのかな?」少しずつ不安がよぎってきます。

 

マークシート式ですので、全て解答を塗るには塗りましたが、見直してもどこが合っててどこが間違っているかなんて全くわからなくなっていました。

 

試験が終わった後、自宅で落ち着いて解答を見直してはいましたが、あまり良い感覚はありません。

 

そしてその感覚の通り、不合格の通知が届きました。

あと数点足りない、という何とも微妙な結果でした(涙)

 

 

私は翌年も受験することにしたのですが、それを決めた際に、「前年と同じようにはなるまい」と心を決めました。

 

ではそのために何をしたかと言うと...

 

  
正直なところ、現任者講習会と違って試験勉強はあまり楽しくありませんでした(笑)

勉強すること自体が嫌いなわけではないのですが、公認心理師は扱う範囲が広いので、関心の低い分野に関しては読むのが精一杯。「暗記して試験だけ乗り切れば良いじゃない」という考え方もあるのかもしれませんが、私は「理解しないと先にいけない!」と言う思いが出てきてしまって何度もそこで流れが止まることも多かったです。

 

そんなことをしているといつの間にか「勉強して合格したい」とテキストを開き少し進めては「でも勉強しんどいな〜参考書あんまり読みたくないな〜」とテキストを閉じる、その繰り返しが起こっていました。

 

こんな感じで勉強が足りなかったのですから不合格だったことは当然だったと思っています。

 

しかし

 

「葛藤を繰り返してしんどい気持ちになって毎日勉強していた上に合格できなかったなんてホントこの数ヶ月は何だったんだろうか?」

「またあれと同じ経験をもう一年やるなんて絶対に嫌!bearing

という思いも湧き上がってきました。

 

ではどうしたら楽しく快適に勉強し、合格できるだろうかを考えた時にふと思い出しました。

 

「あっ!自分はヒプノセラピストだった!」と。

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 「はあ?何言ってるんですか?あなた毎日セラピストの仕事してるんでしょ?何を当たり前のことを(笑)」

 

という声が聞こえてきそうですが

 

もちろん、仰る通りです(笑)

 

ただ、他のことについてはともかく、当時は自分自身の受験に自分のセラピー技術を活用しようという意識がなぜか希薄で、全くその思いに至らなかったんです。

 

一年もかかってようやくそのことに気がつきましたcoldsweats01

「今更かよ〜」と自分でツッコミを入れたくなりました(笑)が、全てはベストタイミングで起こっているはず。

 

というわけで、翌年の受験に向けてヒプノセラピーを活用していくことにしました。

 

まずは、この一年が自分にとってどんな風になっていったら良いのかを考えてみます。

 

 

勉強がスムーズに進む。

参考書等に書いてある内容がすぐに理解できる。

 

前向きに勉強が継続できて、当日まで良いモチベーションを維持できている。

 

試験当日は落ち着いて問題をスラスラ解くことができている。

 

無事に合格して公認心理師として活躍している。

 

 

本当はもう少し細かく考えたのですが、大体はこんな感じです。

 

そしてこの後、ヒプノセラピーで潜在意識にそのイメージを落とし込んでいきます。

 

 

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「イメージトレーニングが大切」というのは自己啓発の世界でもよく聞きますよね。理想的な状況をイメージすると、その通りになりやすい、その通りの行動が可能になる、と。

 

でもそういう話をすると

 

「でもそうやって良いイメージを湧かしても、すぐに『そんなの私には無理』とか『現実的にはそんなこと簡単に起こらないよね』とか、イメージしたことを顕在意識が否定しちゃって結局何も変わらなくて『ほーらやっぱり無理だった』ってなるんですよ」

 

 

そんな風に思われる方もいるかもしれません。

 

 

それはある意味ではおっしゃる通りかもしれません(笑)

 

 

なぜなら、普段の生活でイメージをしてもその時は顕在意識が優位な状態にあるので、理屈やこれまでの常識が顔を出し、「そんな変化を起こすなんて危険だ!」とリスクを回避しようとして否定してくるのです。

 

顕在意識も自分の身を守ろうと働いてくれてるので、悪さをしているわけではありません。

ただ、そのままでは人生を変えていきたい方、これまでやってこなかったことを可能にしていきたい方の人生に変化が起きにくくなってしまいます。

 

 

そこでヒプノセラピーの登場です。

 

 

ヒプノセラピーではセラピストの誘導でクライアントが自身の脳波をα波状態、つまり、深いリラックスの状態にすることが可能となります。

 

 

そのα波状態では顕在意識の影響を弱め、心の9割を占める潜在意識にダイレクトに理想とするイメージを落とし込んでいくことができるのです。

 

 

そのため、イメージが落とし込まれるのが早く、日常生活でイメージを行うよりもスピーディーに理想とする状態を得やすくなります。

 

 

これをこの受験に活用したのです。

  


ヒプノセラピーで潜在意識に理想のイメージを落とし込んでいきます。

 

 

ポイントはリアルなイメージと感情、そしていくつかのコツをおさえて、これを一週間に数回繰り返しました。

 

やはり繰り返し落とし込んでより定着させていくのも重要です。

 

 

すると、早速これまでの違ったことが起こり始めます。

 

まずは、試験に向けての勉強をする時です。

なんと!これまでよりも勉強したことが1回で頭の中に入りやすくなっていました。

 

問題を解いて間違えたところも参考書を読み直すと、すんなり理解できるようになっています。

 

スムーズに勉強が進んでいくのでストレスがだいぶ軽減されたのも新しい発見でした。

 

1度目の試験勉強の時とは大違い(笑)

 

 

このように勉強はスムーズに進みました。

でもいざ試験となると中には解くのが難しい問題もあることは予想されます。

そして実際に試験ではそんな問題がいくつもありました。

 

 

しかし、そのような問題が出たとしても対応できるようにヒプノセラピーでしっかりイメージを落とし込んでいたので、当日も落ち着いて回答することができ、迷って解答した問題もかなりの正答率でした。

 

 

というように2回目は割と楽しく勉強もでき、試験もリラックスして受けることができ、合格することができました。

 

 

「1回目と比較するとこんなにも違うものか、なんで1回目からヒプノセラピーを活用しなかったかなぁ?coldsweats01」という思いもありましたが、これもヒプノセラピーの凄さを身をもって体験するための機会だったのかもしれないなと思っています。

 

 

ライトクルーではヒプノセラピーの「願望実現セッション」としてメニューになっており、受験生はもちろんのこと、業績を伸ばしたい経営者・事業主の方や、自分の記録を伸ばしたいスポーツ選手

理想の未来を叶えていきたい方にご好評頂いております。

 

ぜひ一度、セッションを受けてにいらして下さいね。

 

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